どんなスタイルで

この時期(年末に近づく12月)になると僧侶である師が忙しく東西に馳せる様子から「師走」と言われておりますが、私も東西へと動き回って、まさに「師走」のように過ごしております。

皆さんの中にも年賀状を書き始めたり、お歳暮などお礼回りをしたり、年末年始の準備を始めたりとバタバタしている方も多いのではないでしょうか?

さて、今触れた年賀状について調べてみました。2023年用の年賀ハガキの当初発行枚数は16億4000万枚で、2004年用以降で最も少なかったそうです。これは年賀状離れが進んでいるということを表しておりますよね。とあるアンケート結果においても(調査会社によってはバラつきは見られましたが)、2022年度は約50%の人が年賀状を出さなかったそうです。年賀状を出さなかった方を年代別でみると、20代が63%、30代が51%、40代が43%、50代が30%、60代以上が25%、若い人ほど年賀状を出さない、という結果ですね。

この結果が良いとか悪いとかではなく、年賀状の意義とは何なのかを考えてみれば、自分なりのスタイルで良いのではないかと感じました。年賀状の意義として色々ありますが、皆さんもピンとくるものとして「1年の感謝を伝える」ということが挙げられます。

旧年ではお世話になったことの感謝を伝え、お相手のご多幸を祈る気持ちを伝えることが大事であり、年賀状は遠方の方にも気軽に伝えられる手段の一つであり、昔ながらの風習の一つであるということ、ですね。

当社では3年ほど前から従業員同士での年始の挨拶はLINEを使った年賀状のやりとりを取り入れました。ハガキで年賀状を出してくださる方もおりますし、けして必ずということではありませんが、年賀状に馴染みがない外国籍の方々も今年のお正月には多く投稿してくれましたし、少しづつですが新しい形式として定着しつつあります。また、住所などの個人情報の取り扱い、という点でも安心という声もあり、今年も従業員間においてはLINE年賀状の窓口を設けたいと思っております。

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