ビジネスキャリア

来週に迫っているビジネスキャリア検定の勉強を毎日少しづつですが行っています。

私が今回受講するのは「経営戦略」

名前だけ見ると、経営者が受講するもの?と思いがちですが、内容としては企業を戦略の取り方によってタイプ別にしたり、どのような特徴があるのかを知ることでどんなリスクや機会があるのか、など経営における本質的なことを学ぶ内容になっております。

もちろん経営の考えも身に付きますし、当社はこの立ち位置にいるな、とか、このような戦略を実行している段階だな、とか、経営者が考えるべきことを自分なりに解釈しながら学ぶことが出来ます。

勉強していると、全く異なった(逆の)提唱も出てきます。例えば

「組織は戦略に従う」チャンドラー(1962年)・・・まず戦略が先に策定され、次いでこれを最も有効に遂行できるような組織構造を作る、という考え

それに対し

「戦略は組織に従う」アンゾフ(2007年)・・・むしろ戦略は組織の集合的な意思決定の産物である

但し、逆の意味というよりは、戦略と組織のどちらが先か後かという問題ではなく、相互依存的であるという本質的な論点を提唱している、とのこと。

つまり、正解や考え方は一つではない。様々な考え方があり、時代の流れや状況によって考え方も捉え方も変わっていくものであるということである。

経営に関わる考え方や知識、分析能力などを文章と図表などで説明しているテキストで頭を抱えながら勉強をしていますが、私達従業員も言ってしまえば属する部門の経営をしているようなもので、このような知識や考え方の幅を広げるというのは、まさしくビジネスキャリアを積む良い機会だと思って勉強を続けたいと思います。

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