ビジネスパートナー

先日、某大手メーカーへ技術担当として訪問してきました。

訪問の目的としては、試作品を数回にわたり製造し納品させて頂いた中で試作フェーズが終了するタイミングで次の展開の打ち合わせをしていきたいという理由がありました。

秘密保持のため詳しい事までは書けないが、試作時の問題点や量産に向けての課題点などの報告も含めて話し合いが行われたのですが、トータル的に言えばこの製品がWin-Winの取引となるべくの擦り合わせをしていった、といったところでしょうか。

極端な話をしてしまえば、無理なものは無理、と言わなければいけない時はあるでしょう。しかし、双方が譲らない気持ちで話し合いをしても何も解決しませんし、アイデアも生まれません。問題点や課題部分をいかに双方の目線で解決方法を模索していくかが重要なわけです。

先方の部長様に、両社双方が出来ることをして問題点を解決できる方法を模索していきましょう、というお言葉を頂いたときは非常に嬉しく思った次第です。というのは、このお言葉を頂けるのは、ビジネスパートナーとして認識してくだされ、信用と信頼がなければ頂けない言葉だと思ったからです。

「この製品は難しいのは分かっていたので御社にお願いしていた」というお話を頂いた以上、私自身も全力でこの製品の量産に向けての努力をしていかなければいけない、と奮い立ったのでした。

ある種の両社での共同プロジェクトのような位置づけ(扱い)だということが分かり、お客様にとっても良かったと思ってもらえる製品にし、そして当社の技術ブランドを上げて、信頼を更に獲得していくために絶対に成功させようと思った次第です。

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