百聞は一見に如かず
7月28日~29日の慰霊登山旅行、皆様お疲れさまでした。
まず始めに、この旅行に参加くださった皆さん、早朝の出発にも関わらず、おのおのが時間調整してくださり、そして定刻に集まって無事に出発出来たこと大変ありがたく感じております。
今回の慰霊登山として御巣鷹山を登らせて頂いたわけですが、皆さん自身が感じたことを周りの方(ご家族や友人、知人など)に振り返りとして是非話してみてください。そして、日頃の行動、日々の業務における安全という意識に活かして頂きたい。
これが今回の慰霊登山の目的になります。旅行前に、動画を見せたり説明会で話をさせて頂きましたが、実際に見ることで感じたことも方が大きいのではないでしょうか。
まさに「百聞は一見に如かず」ということです。
私も最初は話を聞いて行ってみたわけですが、訪問する前(聞いただけの時)と訪問した後(見た後)では自分の中における気持ちが全く違うものになっておりました。
私自身は遺族ではありません。深い悲しみというレベルは遺族の方とは全く違います。
しかし、なぜか悲しみが募ってくるわけです。それは、天災ではなく人災だからだと思います。
組織や人によるミス、防げた事故だっただろうと思うからです。
もしも自分の深い関わりのある人が同じような目に合ったら、と思うと他人ごとではないと感じるわけです。
そして、ここからが重要だと思うのですが、自分自身の行動や意識一つで人を死なせてしまうことだってありえるということです。このくらい大丈夫だろう、と放置する・油断する、そのせいで人が傷つくことも死んでしまうこともありえるということ。
下見班は一足先に感じてきておりますが、今回初めて訪れた方は、ここからがスタートになるわけです。なぜ会社がここに皆さんを連れていきたいと思ったのか、感じて欲しいと思ったのか、ご理解頂けたのならば今回の慰霊登山旅行の意義は達成されたものになります。
慰霊の園、慰霊登山は安全研修、その他は楽しく交流し、次の日は観光。久々の旅行企画となりましたが、企画を実現して頂いた会社、役員の皆様には感謝申し上げます。
そして、事前に役割を与えられて下見に行ってきてくださったリーダー、サブリーダーの皆さん、楽しい企画を準備してくださった宴会係の皆さん、お疲れさまでした&ありがとうございました。