ハプニングを経験
他のエコブロガーの皆さんも慰霊登山に関して投稿してくださっておりますが、私も引き続き今週もこの件について書かせて頂きます。
昨日は下見第2段ということで、7月28日に皆さんを引率することになるだろう班長候補の方々とともに私自身2度目の慰霊登山に向かわせて頂きました。
そんな第2段ですが、とあるハプニングが起きました。
それは那須工場の下見隊の車が山道でパンクしてしまったのです。パンクした場所は御巣鷹山の山道であり、生活圏内の道路ではありません。慰霊登山目的の人しか通らない道で起こってしまいました。もちろんスマホは圏外であり、パンクした場所から数十分ほど歩いて下山し、スマホが繋がる場所から私宛に連絡がありました。
下見する方には事前に山道は落石もあり、石を避けながら、時には車を降りて石を片付けながら通行したことを話しておりましたので、車のパンクというのは可能性はあり得ると考えていたのですが、実際に起こった際には連絡が取れないという状況の大変さを痛感した出来事となりました。
幸いにも怪我人はなく、車も牽引車で下山してもらい、タイヤ交換を行ってもらいましたが、那須下見班は結局6時間近くも車の復旧に時間を要してしまい、御巣鷹山の下見が出来ませんでした。
話だけを聞くと不運だったと感じるかもしれませんが、このハプニングは運営側からすれば貴重な体験となります。7月28日もあり得る話だからです。だからこそ、言葉は適切ではないかもしれませんが、下見の段階で経験できたことは慰霊登山を企画する上で安全管理、リスク管理になる経験だったと感じております。那須の下見メンバーの皆さんはスマホが通じない中で立ち往生していたことは不安だったと思いますし、連絡取れない中でどうすればいいかという決断を迫られたときの対応策、こういう経験はきっと無駄なものではないと思います。
私自身は藤沢メンバーを黒沢さんに合流させた後、那須メンバーの救出と指示のためにすぐに下山しましたが、こういうときはどうするべきなのか、ということを考えさせる場面を経験出来て、違った意味での下見をすることが出来ました。
いつも計画通りにいくことはありません。今回の下見もリスク回避のため山道に入る前に待ち合わせて一緒に行く予定でした。ですが、そういった予定と違ったことが起きたときに焦ることもあります。しかし、そういうときこそ冷静になることが大事であり、何を一番優先させるべきなのか、ということを瞬時に考える必要があります。
7月28日に向けて企画係の一人として、リスク対策、安全対策を十分に考えていく貴重な下見になりました。