融合
「負の遺産」
家族とかでの話ではなく、職場での例として昔から引き継がれてきた内容ということでお話させて頂きます。
乱暴な言い方になってしましたが、要は昔から続けていることで変えるになかなか変えられていないこと、というものを例えさせてもらいました。
もちろん企業として変えてはいけないものもあります。社是社訓、理念、などの根本的な考え方などは受け継いでいくべきものです。
ですが、仕組み、方法、などシステム的なことは時代に合ったものにアップデートし、また書面や記録なども常に見直し改良を重ねていくものです。つまり、変えていくべきことということです。
皆さんの部署内でもそういったもの、こと、というのはたくさんあるのではないでしょうか?
「昔からこのやり方だったしなぁ~」「先輩から教えられた方法だから変えにくいし・・・」など、変えたくてもなかなか変えられない、変えにくい、と思っていることはたくさんあるはずです。
変えるべきとは言っていますが、だからと言って、勝手にやり方を変えたり、裏でこそこそと変えてやっている、のではルール通りやっていない!となるので、それは良くありません。
今までの方法も一つのやり方、別の方法も一つのやり方、と多くの引き出しを共有していくことが大事です。
冒頭で述べた「負の遺産」、けして昔のやり方を批判するという意味ではなく、自分達のやり方次第で負の遺産のような状況に陥ってしまうということです。
昔のやり方を我慢して続けている、変えるべきなのに変えようとしない・変えられない環境下にある、そういった状況が「負の遺産」を作り上げてしまうわけです。
ベテラン・先輩から学ぶことはもちろん多々ありますが、今の時代は若い子(10代20代)から学ぶこともたくさんあります。
プロ野球とかスポーツでも、ベテランと若手がうまく融合出来ているチームが強いと評されていますが、企業も同じようにベテランと若手がうまく融合することが重要だと思います。
私も含め、先輩社員の皆さん!後輩に業務を教えるだけではなく、逆に自身が持っていないスキルは若い子が持っていることもたくさんありますから、どんどん教えてもらって、ベテランと若手を融合させた部署の改革に取り組んでいきましょう。