やれば出来る
GWなどの連休前になるとだいたい慌ただしくなるのですが、今年のGW前は特に怒涛の日々でした。
緊急の案件が入り、当初は期限までの日数はとても間に合う算段ではありませんでした。
というのも、1個当たりの完成までの加工時間が1時間半、つまり240個だと360時間、1日12時間出来たとしても30日以上は掛かるだろうという段階だったからです。
そのため、まずはなんとか加工時間を短縮できる方法をテスト加工を繰り返し、工程なども見直し、みんなで協力して1個あたり18分程度で出来る方法を確立できました。
その短縮できる方法の見込みが出来たのが期限10日前、それから試作で作った型の評価が終わったのが1週間前。期限内で終わらせるには、24時間やるという選択肢の他にはない状況でした。
前々から部内のメンバーには24時間シフトがあるかも、という話はしていましたが、急な決定をしてシフトを組んだことに、全員が快く引き受けてくれたことに大変感謝です。
そして、バリやカエリ部分の手仕上げや表面などの外観検査などをみんなで協力して、作業を引き継いで、3日間24時間有人体制をして、なんとか期限ギリギリで完成させることが出来ました。
その間、私も久々に工場内で寝泊まりしましたが、中国やベトナムで会社に寝泊まりして緊急対応してくれている人の気持ちが分かり、海外で頑張っている従業員の皆さんにも感謝しなきゃいけないと改めて感じました。
「やれば出来る」と思いながら行動することはとても大事なことです。それと同時に、一人だけが思うのではなくチームとして思うことが大事です。
部署メンバーがこういった緊急対応を経験し、みんなが「やらなきゃ!」と思ってくれたことが一番の財産になったと感じています。
「みんなで協力してやれば出来る」
今回は本当にお疲れ様でした、と部署メンバーに感謝を伝えたいです。