教育は心から
皆さんのブログが「教育」のことを書いているので、今週は私も教育について書きたいと思います。
皆さん学校でも職場でも教育を受けてきたと思います。勉強のような知識もあれば、スキルのような技術、マナーのような道徳、など様々な教育がありますよね。
よくスポーツの世界でも聞く「心・技・体」
この3つの中で、一番最初に、かつ一番重要なのは、「心」だと感じます。いくら技術を身に付けようと、体を鍛えようとしたとしても、心(意思、信念など)が備わっていることが大事だということ。
それは教育でも同じだと思いますし、あらゆる面で心が大事だと思うのです。
教育をする側にしても、技術を教えようとする前にまずは心(意図、イメージ)を整えてあげること。教育を受ける側としても、習得しようとする心(意気込み、気持ち)を持つこと。
そういう点でいえば、まさに当社の考え方の「まずは考え方ありき」に通じるところがあります。
当社の新人教育でも皆さん受けたと思いますが、能力や行動力は0~+50などのプラス側しか無いとしても、考え方は-50~+50とプラスもマイナスもあると話をしております。
簡潔に言えば、前向きな考えはプラスであり、後向きな考えはマイナスです。心がプラス(積極的、向上心)に向いているのか、心がマイナス(消極的、無関心)に向いているのか、それだけでいかに個々の能力があったとしても、行動したとしても、心がマイナスだとマイナスにしかならないということです。
心技体でいう「心」も、自分に甘さがあったり、手を抜こうとする狡賢さがあったりと、マイナスの要素が多ければ、技や体も備わっていかないということです。
教育する側としては、教育するならばちゃんと状況を見て心を整えてあげることも大事だと私は思います。失敗をして落ち込んでいる人、目の前の事柄(業務など)を精一杯取り組んでいて余裕が無い人、そもそもやる気が無い人、に教育するのであれば、まずは心を整えてあげることが重要だと思うのです。
そう考えるようになったのは、入社した時がきっかけでした。大きな悩みを抱えて入社していたのですが、当時の会長に「仕事に集中出来るようにするためにも、まずは悩みを解決しよう」と救ってくださったのです。悩みや不安を抱えていては、せっかく一生懸命に働こうとしても100%発揮出来ない。今の自分がいるのは、この一言のおかげと言っても過言ではありません。
どんな教育をするにも、まずは心から
なかなか難しいことではあるのですが、そういう気持ちでこれからも教育に携わっていきたいと思います。