守る行動を
オミクロン株のコロナ感染拡大が止まりませんね。各地で過去最高を更新し続けています。
感染力が高いウィルスというのもありますが、これは人間の行動心理が原因で引き起こしているものとも捉えられますね。
①初めて緊急事態宣言が出されたときはみんな外出制限をしてきた(警戒心強い)
②減ってきたと同時にGo to キャンペーンなどの助長もあり外出する人が増えた(我慢から解放)
③医療の圧迫で再度緊急事態宣言が出たが、経済は動かそう、と人の動きはあった(警戒心は弱い)
④ワクチン接種により、感染者が減少、感染対策は継続し、みんな通常に戻りつつあった(希望が見えた)
⑤強力な感染力を持つオミクロン株で爆発的な感染拡大になっている(危機的状況)
簡単にまとめましたが、国は規制と緩和を繰り返し行っている状態ではあったが、国民は少しづつ警戒心や危機感が弱まり、感染していなかった人が感染対策はしているし「自分は大丈夫だろう」という気の緩みが生じていることは否めない感があります。一度緩めたことはなかなか戻せない、ということですね。
自分もその一人でした。
見えない敵(ウィルス)と戦っていても見えないんだからどうしようもない、と半ば諦めムードになりかけた事もあります。
しかし、私達には忘れてはいけないことがあります。
それは、自分の行動が人の命を奪ってしまう可能性があるということです。
基礎疾患を持っている人は重症化しやすく、亡くなっている人がいるのも事実です。
今のこの状況では、無症状感染者が自分たちの身近なところに居るでしょう。そして、もしかしたら自分も無症状で感染しているかもしれない、わけです。
他人を守る行動は自分を守ることにもつながります。
まずは意識的な部分として「自分は大丈夫」だと思わないこと、そして物理的には徹底的な感染対策をしていくことを心掛けていきましょう。