やってみる、の目的
ふと仕事をしている中で「何のためにこれをやっているんだっけ?」と目的があいまいになっていることはありませんか?
作業にしても、資料にしても、目的があって、手段や方法を考え、実践してみて効果確認をするわけです。
多くのものは、上司から指示を受けてやることが多いでしょう。しかし、指示を受けたことに対して、手段や方法を言われるがままにやっているのであれば、上記で述べたように「何のために」という目的が分からず、単にやっている、という現象が起きてしまうのです。
何も知らずにやる作業者もダメ、目的を伝えずやらせる上司も良くありません。
なぜ目的が分からないとダメかというと、もちろんそれは効果確認が分からないからです。そして、それが分からないから改善が生まれないのです。
手段や方法は一つではありません。人に合った方法、時代や状況に合った方法があるはずで、「今までこうしてきたから」といって継続するのは、維持ではなく後退です。
やってみてはいるがいまいち、という経験や実際に今やっている中でもあると思います。
作業する中で「失敗」を経験することも重要だと感じております。但し、それは単なるミスではなく、チャレンジしてみての失敗、ということです。もちろん会社に損失を与えないことを考えて、チャレンジさせる前に上司は内容を確認する必要があります。失敗しても修正出来る内容かどうか、ミスしたものがお客様に流出しないかどうか、これは考慮しなければいけないことです。
弊社は「まずはやってみる」という考え方があります。そして「周到なる段取りを」という考え方がそれに続いています。
やみくもにチャレンジするのではなく、経験値としてノウハウとして改善として向上できることを、まずはやってみましょう!
そういう意味でもチャレンジには目的も必要だということですし、上司や先輩は目的が明確であるかどうかを確認してチャレンジさせることが必要だということですね。