前触れ
木曜日の夜、大きな地震がありましたね。
東京都心では東日本大震災以来の震度5を観測したということで、電車が止まり、帰宅困難者などが多く発生したというニュースが流れていました。
東日本大震災が教訓になっているのか否かという議論にもなっておりますが、教訓にしなければいけないと強い気持ちでいなければいけません。
当社でも東日本大震災を経験し、色々なことを教訓としてきました。しかし、時間と共に意識は薄れ、電気・ガス・水道などのライフラインは使えて当たり前となってしまい、買い物も普通に出来る状態で特に困らず、といった平穏な生活が当たり前と感じつつあります。
そう思えることは実にありがたい話であり、何事も無く、災害が無い方が良いわけです。
ですが、もう一度東日本大震災クラスの地震が来たときのことを想定してみましょう。
交通機関の運休、ライフラインの停止、ガソリン入手困難、食料・生活必需品の入手困難、通信機器の混乱、業務の支障、など多くのことを思い出すのではないでしょうか。
前振れという言い方は不適切かもしれませんが、今回の大きな地震で改めて防災意識を強化していきましょう。
家には最低3日分の食料はありますか?帰宅困難者の可能性ある人は、そのように想定していますか?電気が使えない状況になることを想定した準備が出来ていますか?
私たち一人一人がまずは状況をシミュレーションして、何が足りないか、何を準備しておく必要があるか、もう一度考えておきたいものですね。