47期スタート
47期がスタートし、スローガンが発表されました。
「調和」(harmony)
単にこの言葉を捉えてしまうと、みんなで合わせる、というイメージになってしまいますが、実態はとても奥が深い、そして難しいものだということが想像付きます。
皆さん、「自分の業務」というものがありますよね?
営業、受注、購買、製造、出荷、など働いている皆さんはどこかの部署に所属し、そして与えられた業務を遂行します。そして、その部署の中でも担当・役割というものが存在していると思います。
こういった立場や役割、経験、スキルが違う者同士が、ハーモニーを奏でるというのは、一体どういうことなのかと思ってしまうかもしれません。
本質、目的、戦略、具体的方針などは、これから私自身も上層部よりご指導頂きながら構築していかなければいけませんが、現時点で私自身が感じていることとして述べさせて頂きます。
まず一人一人のスキル(経験値などを含む)を伸ばすこと。スキルといっても、技術だけの話ではなく、知識も同様です。自分の業務だけを知っていれば良い、ということではなく、特に自分の業務の後ろ(次工程)を知っておくことも重要です。
自分が次工程の業務を知ることで、自分の業務の質やレベルを上げることにつながるものです。極端に言えば「私の業務でやっているここの部分をこう改善すれば、次工程をやってくれている〇〇さんの業務の効率や質が良くなるんじゃないか」ということです。
今のままが楽だから、変えることに労力が要るから、と自分の都合だけを考えてしまっては何も生まれません。
調和というイメージを大きく捉えずぎて、「みんなに合わせなきゃいけないから、自分の主張は締まっておこう」などのように保守的かつ安定感を求めすぎてしまってはいけないと思っております。
何かを始めるとき、新しいことをしようとするときだからこそ、みんなが一つの目標達成に向けて、みんなが努力し、みんなで力を合わせる、ということなのだと思います。
ニッセイエコの理念の中に「調和」「寛容」「誠実」があります。
調和を意識するには、寛容・誠実というのも必要な考え方だと思います。
自分を誇示しすぎず相手のことも尊重し誠意を持って取り組んでいくこと、いろいろな場面において相手のために、という気持ちを忘れずに取り組んでいきたいものですね。