在り方を教える
出戻り、というと聞こえは微妙だが、昔の部署を再度引き継ぐことになり、引継ぎをしてからは早1ヵ月近く経過しました。以前私が担当していた頃とはメンバーもやり方(管理)も全く異なっています。
一度離れてもう一度戻ったことで色々なことに気づいたのは言うまでもありません。良くなったなぁ~、と思う部分も多々ありましたが、「ん?」と思うところも多々ありました。やり方(管理)は人それぞれのやり方があると思うのでそれはそれで良いと思いますが、意識的な部分として、この部署の本質(あり方)というところは、代々引き継いでいかなければいけないと思っています。
なんのために私たちの部署があるのか、私たちの仕事はどこにつながっているのか、どういうことが会社から求められているのか、これを部署員が一丸となって理解していかなければいけない。
野球やサッカーなどのスポーツの世界でも、監督が変わっただけで同じようなメンバーでも結果が上がったり下がったりすることがあります。よく聞く話としては、采配云々よりも選手のモチベーション向上やコミュニケーションによる考え方や戦術を細かく伝えることが指揮官として大事だと聞きます。もちろん選手個々の能力は大事です。ですが、それをどのように発揮させるかが大事だということなのです。
仕事においても同様だと思うのです。ですが、これが難しいわけで管理者は苦労するところだと思います。私自身、業務的なことにおいても数年前のことをもう一度思い出しながら行っているわけですが、まずはしっかりどういう形で会社に貢献できるのかを考えて取り組んでいきたいと思います。