想定外の想定

東日本大震災から10年となりました。

テレビで多くの特集がやっていましたが、改めてあの時の津波の映像を見ると、想像を絶する出来事であったと実感致します。あの頃10歳だった子が20歳になり、その年に生まれた子が10歳になり、と年月は感じるわけですが、復興にはまだまだ遠い現実があるわけです。

東日本大震災から学んだこと、教訓にしなければいけないことは多々あります。津波や地震に強い街づくりといった物理的なものもありますが、地域が一体となる社会的やものや油断をしてはいけない精神的なものもあるわけです。

特に今私たちがすぐに出来ることは、何かが起こった時に油断をしないということです。地震、台風、豪雨、噴火など自然災害は私たち人間の想像をはるかに超えることもあるわけですね。その想定外なことを想定することが、被害を抑えるポイントになることは間違いないことだろうと思います。

仕事においても同じことが言えます。想定外を想定するということは、日々の業務中でも重要なことです。起こってからでは遅いという部分であえば、仕事の場合はクレームになるわけです。一つ実例が出たものは類似する例でも起こりえるということです。

津波で言えば日本全国の沿岸地域どこでも起こりえる話であり、クレームで言えばどこの部署でも起こりえる話なわけです。

話を無理やりこじつけてしまった感はありますが、よくよく考えてみると当てはまるということがあるはずです。3.11という特別な日と出来事を忘れてはいけません。と同時に、私たちはそこから学んだことをもう一度振り返ることが必要ですね。

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