対極するものほど

先週はコロナ第3波のことを記事にしましたが、今政府は経済対策を取るか感染対策を取るかで決断を迫られており、政府も世論も賛否両論、正直なところどうしたら良いのか、と頭を悩ませているところですよね。

経済対策と感染対策のように対策や方針がほぼ真逆というケースは仕事にもあると思います。例えば、品質と納期も場合によっては同じようなケースもあるわけです。生産が間に合わないから少し品質は落ちるが納期優先で出荷しよう、という風にどちらかを妥協してしまう状況のこと。

当たり前の話だが、品質も納期どちらが大事かではなく、どちらも大事であるわけですね。だから、私たちは良いものを早く作るように改善し努力するのです。

そのためには、結果だけではなく、内容(方法、経過、傾向など)を見ることが大事です。分析することで、どうしたら両立が出来るかを考えること。これの積み重ねだと思うのです。

省力化と投資にしてもそうです。高い設備を導入すれば、人の作業が減り楽になるでしょう。しかし、高い設備を簡単に導入できるわけではありません。だから、自分たちで作ったり、方法を改良して時短を目指したり、経費を抑える努力をしたりするわけです。

私達が日頃から上司から言われるこれらのことは目標であって働く上での義務(責任)でもあるわけです。

話は少しそれてしまいましたが、経済対策と感染対策という対極する今の状況を見た時に、そういった対極するものこそ知恵を出し取り組むべきことなんだろうと私自身は感じた次第です。

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