今年の振り返り

2019年も昨日で仕事納め、今年一年はどんな1年だったかを自分なりに振り返ってみます。

私自身の業務でいえば、とにかく製品立ち上げに尽力した一年でした。1月にはベトナムから訪日した2名に新しく立ち上がる製品の製造指導を行い、2月には設備ラインを輸出し、3月には現地ベトナムにて設備の設置と技術指導、以降ほぼ毎月のようにベトナム訪問し、製造指導と工程改善、客先監査準備など、今年だけでも10回くらいベトナム出張した1年でした。

最初は立ち上げ時は現地スタッフの成形技術がなかなか上達せず、またトラブル続きで成形が安定せず、量産に向けてどうなることやら、と不安が募りましたが、顧問やアドバイザーの方々のおかげで、そして現地スタッフのスキルアップの努力により、今では歩留まりも改善され、ようやく利益貢献が出来るところまで来ました。

この業務を通して、一番学んだこと・感じたこと、失敗が人を大きく成長させるチャンスになる、ということです。

失敗から不安につながり下を向きたくなることはあるでしょう。しかし、失敗と向き合い何が足りないのかを十分に考えること、そうすれば道が拓けるということを改めて感じました。

もしも、失敗の連続だったときに諦めてしまったら、今は無かったでしょう。

まだまだ現地のスタッフでは対応できないトラブルが起こり教育が必要な状態であり、そして私自身もまだまだ勉強しなければいけないことも多々あります。ですが、これが仕事への情熱となり、モチベーションになっていると感じております。

2020年はオリンピックイヤーで日本が盛り上がる一年です。そして、私自身は先述した製品の量産が始まる勝負の年でもあります。ここからは技術・ノウハウの上積みがどれだけできるか、利益をどのくらい出せるか、3~4年前からの開発案件の集大成として、全力を尽くしたいと思います。

ではでは、皆さま、良い休日をお送りくださいませ!良いお年を!

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