やりすぎくらいが良い

先日の台風では、多くの方が亡くなられ、家や会社を失った、という方も多くおられ、避難生活を継続せざる負えない日々が続いている方もおります。被害に遭われた方々が、一日でも早く元の生活に戻れるようにと祈るばかりです。

今回の台風は過去最大クラスと言われ、当社においても、今までの台風被害の想像を超える可能性も考え、やりすぎな程に対策をしました。

そのおかげもあってか、当社では被害はなく、業務に支障が出ることもなく、本当にありがたいことでした。

自然災害は怖いものです。予想をはるかに超えてしまうこともあります。でも、だからこそ、後に後悔を残さないくらいの対策が必要なんだと感じました。

被害が出てしまってから、あそこを対策しておけば・・・、と後悔するよりも、ここまで対策した中でも被害が出てしまったら仕方ないと思えるくらいやらないといけないわけですね。

実は今回、相談役に「お前の最悪の想定はそんなものなのか?」と怒られていました。その時に、ハッとしました。「最悪の想定」・・・そうか、それこそが対策なんだと。

その言葉を胸に、やりすぎな程に、あらゆる最悪な想定を考えて、みんなに手伝ってもらって、対策したわけです。

皆さんの中には「ここまでやらなくても・・・」と思った人もいるかもしれません。でも、ここまでやったなら、という安心はありませんでしたか?そういう気持ちになることが防災であり、日々の安全対策なんですね!

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