躾とは
毎月秋田に帰省した際に妹の子供(甥っ子)と会うのだが、そのたびに「成長したなぁ~」、と感じる。
3歳なので一番色々なものを吸収する時期であり1ヵ月も経てば成長を感じるわけだが、そんな中で接する時に私自身も気を付けることが多い。
それは、ダメなことは怒り、良いことは褒める、という当たり前のこと。例えば、先日は家の前の砂利(石)に興味を持ったようで、最初は持ってはその場に置いての繰り返し。ところが、投げるという行為にだんだんとシフトしていき、家や車、人(私)の方向にも投げては面白がるという遊びに発展した。
もちろん、この行為はダメなことであり、ここで怒らないと後々甥っ子本人が困るわけであり、可愛い甥っ子だが心を鬼にして怒った。どうしてダメなのかを子供目線で教え、何とかそのダメな遊びを回避することが出来た。
成長が速いだけに、その場その場で対応をしていかないと、間違った解釈や判断を身に付けさせてしまうことになる。
社会人で言ったら、新入社員と同じである。まだ会社のルールや習慣などが身に付いていない中で、先輩社員を見て聞いて育つ(覚える)わけである。
覚えが悪い、躾がなっていない
それはその人が悪いだけではなく、周りの先輩社員(教育係)に原因があると思わなければいけない。
自分の教え方はその人目線で教えられたのか、その人が理解できたかどうか確認していたのか。
部下や後輩を持っている人は、躾のやり方をもう一度振り返ってみては?