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地方で地元を中心に倉庫業を展開している社長さんと話をする機会がありました。こちらも倉庫や工場探しているところであり、現地でちょうど通り過ぎた倉庫の壁に貼ってあった「空きあります」という看板を見て連絡しお会いしました。

今や情報の取得先はネット検索。何かわからないことがあればブラウザにキーワードを入力して検索が主流です。不動産情報こそネットであればいくつものポータルサイトが情報を配信していて、地域だとか価格、間取りとかで絞り込んで簡単に検索できる便利な時代になっています。しかし今回の希望する物件については、どんだけ検索してもいい物件は見つからず先が見えない状態でした。

そんな時に見た「空きあります」の看板。すぐに看板の電話番号に連絡、こちらの条件を伝えると合いそうな物件があるということで訪問となりました。

社長さん曰く、ネットや不動産屋には出しておらず看板と口コミだけの宣伝で近郊で100棟以上の倉庫を管理しているとのこと。今の時代にそぐわないが、本当に必要な人は見て連絡が来るということです。

ちょうど1棟だけ空いていてそこが当社が探している、倉庫と工場が出来て広さもそこそこのちょうど良い物件でした。何ヶ月もかけて色々探していたところが、何かのタイミングで急にトントンと話が進むものです。諦めずタイミングが現れたら逃さずその流れに乗れるようすぐに行動に移せる感覚を身につけ敏感にならなければならないと感じた次第でした。

 

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