WEBブラウザ

先週のCADの記事では、操作をする上での思い込みに注意しましょうという話題でした。引き続きCADからの話題ですが、そもそもCADソフトというと昔から専門性の高いソフトウェアで価格も高価で一般的な人にはなかなか縁の遠いソフトウェアでした。

なので、まれに使いたい時があっても簡単に使えるソフトウェアではないため、私も今回のように必要な時には金型部に行って、CADがインストールされているPCの合間を借りて描いていました。

描き終わった後も修正へ変更などで、その都度借りなければならず不便であったので、ちょっとぐらい自分のPCで直せないか調べていた所、WEBブラウザで使用できるバージョンがサブスクリプションで出ていました。しかもオフィス系のアプリケーションと同じぐらいの価格でこれは便利、しかも無料体験期間付き、早速利用してみたら、PC版で作ったファイルも開け同じように編集できることに驚きCADの敷居が一気に下がりました。

近年WEBブラウザを利用するサービス、アプリケーションが増えてきています。Googleでは、Gmailをはじめ表計算や、文書作成、アンケート、データベース。動画編集も昔は専門ソフトだったのが、ブラウザで編集が可能となり、そしてCADすらもブラウザでの編集が可能となってきました。

なぜWEBブラウザでのサービスが増えているかというと、
①端末に依存しない。PCでもノートでもタブレットでもスマホでも利用可能。
②OSに依存しない。WinでもMACでも、Androidでも利用可能。
③インターネットある環境なら世界中からアクセス可能。
④インストールする必要がない。

つまりWEBブラウザが開ける環境ならどこでもシームレスな利用が可能となります。
ネット世界ではどんどん広がり、どこからでも利用できる環境がさらに広がります。
これからはソフトウェアはPCにインストールする時代ではなく、インターネット上のアプリケーションをクラウド利用が当たり前となると予測されます。その時に抵抗感のないように今のうちから慣れておくことが必要です。

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