焼き鳥屋さんからのビッグデータ

イベントや行事が目白押しの10月が終わり、少し時間が取れたので、久しぶりに小学生時代からの旧友と飲みにいってきました。

お店はカウンター席と、テーブル席が4つぐらいの小さな焼き鳥屋さん。店に入りテーブルにつきお通しを持ってきた店員さんへ「生3つ!」と注文をしたところ、QRコードからお願いしますと。
カウンター内の調理場にも声が届くぐらいの小さなお店なのですが、こんなお店でもIT化が進んでいました。

言われた通り、QRコードを読み取り、メニューの画面に遷移。初めての画面に戸惑い、カテゴリから飲み物、ビールを選び数量3つとし送信。

ん〜「生3つ」であれば調理場まで一瞬で通じるのにと、手間を感じていました。

友人と「このシステムめんどくさくね?」という話題から飲みが始まりました。

ちょうど友人の一人が、IT企業に勤めていたので、この背景を聞くと、情報大手企業がこのシステムを無償で提供。その代わりに注文のデータをサーバーに蓄積していく仕組み。その集まったビックデータをもとに消費者の行動(購買)分析を行い新たなサービスの提供を生み出すといった目的だということです。

最近色々な居酒屋さんでもこのようなQRコードでの注文が増えてきています。タブレット端末を導入する外食大手チェーン店はそのグループ店内でのデータ分析となりますが、このQRコードでの注文システムは、今までIT化に縁がなかった小さな飲食店のデータまで収集しそして外食ジャンルの垣根を越え色々な飲食店の情報を収集できるシステムなのです。

IT化されていくということは便利になることだけでなく、利用すればするほどデータで蓄積できさらなる分析につながっていくのです。その膨大なデータを分析するデータアナリストの人材が少なく需要が増えてはきていますが、それすらもAI化する動きとなっているようです。

見えない世界の中でこのような動きとなっていことに驚きでした。当社でもデータをどのように活用していくかAIに相談してみようと思っています。

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