当グループ工場対象に年に1度クオリティーカップという名の工場監査を実施しています。
昨年まではコロナ禍のためリモート監査でしたが、今年からはできる限りの対面監査を実施しております。
中国については未だ渡航制限があり、日本人はなかなか行けませんが、中国人スタッフが監査員として渡航し、日本とリモートで繋ぎ、ハイブリット監査となりました。
現地での対面監査とリモート監査ではやはり見る深さが違い、改善点、優良点がより細かく具体的に見えてきます。
今回ベトナムは完全対面監査を実施し、ホーチミンからは入りハイフォン、ダイアンと３工場を回ってきました。
ホーチミン工場は、今年仕事量が増え生産ラインの追加とともに離れに新規拡張をしています。
一番新しい工場なのだから一番綺麗でなければならないという指示のもと以前と比較して綺麗な現場となっており指示がしっかりと作業者まで伝わっておりました。
ハイフォン工場は、ベトナムのマザー工場となるので、分工場への情報の展開や管理、監視のレベルアップに繋がるよう改善要求となりました。
さて、最後のダイアン工場、クオリティーカップ初の参加で新しい工場だけに、システムでも現場でもさまざまな改善点が見え、途中こちらの口調も厳しくなりましたが、改善に努めより良い工場を目指もらえればと思います。
従業員の質も以前よりは向上しており、雰囲気は良くなっています。女性スタッフの元気さが印象的で最後には「今日1日ありがとうございました。皆で写真をお願いします。」と言われ、皆で記念撮影して見送ってもらいました。指摘事項の改善を行ってもらい今後に期待します。
世界経済が厳しい中ではりますが、なんとか仕事量が増えているベトナム工場。維持継続できるように注力していきます。
