猛暑の中、香港出張に行ってきました。移動日当日ちょうど香港には大型の台風が接近しているところでした。搭乗前のアナウンスでは、香港の空港に降りられなかった場合羽田に引き返す事がある。という内容でした。
香港では台風をシグナル「１」「３」「８」「９」「１０」の５種類に分けられ、
シグナル「１」：800km圏内に接近したときに発令。「３」は更に接近。
「８」が発令されると、帰宅命令がでて、危険を回避するさまざまな対策がとられます。
「９」「１０」となると公共機関はストップし外出禁止となります。日本よりも明確に市民への指示なります。
2018年9月に香港史上最強クラスと言われる台風22号が接近。シグナル「１０」が発令されました。
私もちょうど滞在していた時で写真が残っていたので貼り付けておきます。
前日から外出禁止命令が発令し、その後公共機関がストップ。とりあえず食料・水を買い込み、台風に備えました。猛烈な雨と風で、マンションが揺れている感覚になりました。
そして一夜が過ぎ、当時の台風一過の様子です。
今回もシグナル「８」が発令されており場合よっては空港封鎖となるところでしたが、直撃はなく台風通過後だったので、飛行機はかなり揺れましたが無事香港の空港に着陸しました。
ただ空港からのリムジンバスは全て運休、タクシーしかなく長蛇の列、仕方なくタクシーでホテルに移動しました。
台風一過の晴天でさぞ猛暑となるだろうと思いきや、どんより。
日本と違って台風は東から西に行くのでこのような天気なのでしょうか…気温はあまり上がらず湿度が高い天気が続いていました。
その頃日本では、危険な暑さが連日ネットニュースで流れて来ていました。
ふと子供の頃を思い出せば、こんなにも暑い日はなかった気がします。夏休みの日中は毎日外で遊び、朝晩は比較的涼しかった思い出があります。やはり気候変動でしょうか、今年は世界各地で最高気温を記録しているようです。
本日、関東地方でも梅雨明け宣言がされ本格的な夏に突入です。体調管理や安全に注意しこの暑い夏を乗り切っていきましょう。
