御巣鷹山からの飛行機雲

安全への意識向上の一環として、御巣鷹山への登山を予定しています。
その準備として、先日御巣鷹山へ登ってきました。

御巣鷹山は日航ジャンボ機が墜落した現場で、520名の犠牲者を出した単独機では世界で一番大きな事故となりました。原因はしりもち事故後の不適切修理により破損が事故の原因と推定されています。

事故率から見ると飛行機は一番安全な乗り物と言われで80歳まで毎日乗って0.02%とのことです。
実際に乗ってみても非常に安全対策が厳重にされているのがわかります。

そんな安全な乗り物であってもちょっとした整備不良があると大きな事故につながってしまうのです。

我々は仕事をする上で車、機械、道具等は欠かせないものでありそこには常に危険が潜んでいます。

ニュースではクレーン車が転倒した、高所作業車からの転落、フォークリフトによる事故等様々な事故を目にします。整備不良、使い方違い、無理をした使用、知識不足等、気をつければふっせげる事が大半だと思います。

当社でもユンボが転倒するという事故が起こり幸い怪我人はいませんでしたが、ちょっと間違えば重大事故につながりかねません。

その様な安全意識の向上のためにも悲惨な事故が起きた現場を見てもらい改めて気を引き締めてもらいたい思いです。

また私は個人としては、仕事柄飛行機に乗る回数が多くので、飛行中揺れが大きかったり、着陸をやりなおしたりするぐらいでもドキドキし怖い思いをするのですが、それとは次元の違う怖さとというか恐怖でしかなかったことでしょう。
登山道の墓標には、名前が刻まれその方々を思うと言葉なりませんでした。

ここには、各航空会社、バス会社など、旅客業の会社が慰霊と安全祈願に訪れる様です。
私も空の安全について祈念し、安全を守ってくださっている方々への感謝の意も込め登山をさせていただきました。

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