COCOAから感じた日本のIT化

過去最多、11万人、第7波本格化とニュースが流れて来てますが、どうも最近では感染者数をあまり気にしなくなってきていました。日々の感染対策で生活が習慣化された今、これ以上何か有効な対策も正式なガイドラインも無く、これで罹ったらしょうがない…罹ったら移さないようにしなければと思うところです。

さて、コロナ感染が始まって厚生労働省から提供された接触確認アプリ「COCOA」って皆さん覚えています?

今回の第7波と言われていた先日、初めて通知が来ました。

最初は「ドキッ」っとしましたが、内容を見ると11日、12日は社内にいて、誰が体調不良かもわかっており想定の範囲内でした。

このアプリの検知って、「1メートル以内かつ15分以上の接触」の濃厚接触者の定義で作動していると思っていましたが、「412分の接触」って約7時間って、家族でもそこまでべったりしませんからね。
接触アプリの検知範囲はもっと広いようですね。感覚的には10m以内でしょうか?

それよりも今さら?っていう疑問が湧きました。昨年の緊急事態宣言解除後は週に1〜2回は新宿に通勤するのに、朝晩満員電車に揺らられて1時間乗っています。生活の中で最も大勢の不特定多数の人と長時間接近じている状態です。

なぜこの状態で一度も接触通知がなく、初めてきた通知が既知の範囲内での通知。

というと言う事は、ほとんどの人が入れていない状態なのか、入れていても使っていないのか、それとも本当にこれまで車内で一緒に揺られていた人たち全員が感染していないのか、定かではありませんが、結果をみると効果のないアプリに感じます。

このアプリをインストールした目的は不特定多数の人との接触を検知したかったのですが…

ここに日本のIT化の遅れが見えてきます。他国では強制的にインストールさせ、インストールしていない人は社会生活に支障が出るほど。
2016年に始まったマイナンバーカードの普及率も未だ44%。6年経ってますね。それを考えたら、COCOAの普及なんてまだ2年、20%も行ってないのではなでしょうか?

ちなみに念の為PCRを受け陰性でした。

関連記事一覧