福祉マーク
都内新宿に当グループのサテライトオフィスを構えています。
営業の中継拠点、IT開発、人材募集、不動産管理などを行なっています。
週1回程度通っていっているのですが、電車移動となり通勤、帰宅ラッシュに巻き込まれながら電車に乗っています。コロナ禍で緊急事態宣言、蔓延防止期間中は少しは減ったかなという感じでした、今ではコロナ前と変わらないぐらいラッシュに揉まれています。
先日そんなラッシュの車内の中、運良く座れたのでスマホを取り出しニュースやメールを見ていました。車通勤に比べ電車通勤のいいところは、移動中にスマホを利用していろんな情報が取得できることですね。
そうこうしていると、2、3駅超えたところで私の前に立っていた女性のカバンに下記のタグがついているのに気づきました。
ん??なんだこのタグ、ただ事じゃなさそうな…と思いつつ
いじっていたスマホで検索すると、出てきました。「ヘルプマーク」ってやつだそうです。
ヘルプマークとは、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。
東京都福祉保健局
やっぱりただ事じゃなかった!すかさず立ち上がり席に座っていただきました。
どのぐらい前から居たのだろうもっと早く座ってもらう事ができたはず、またマークを知らなかった事に恥ずかしさと申し訳ない思いでした。
スマホ時代だから調べれば出てくるのであってこれがスマホがなかったらわからない所でした。
他にもあるのではと思い、その後はそのままスマホで助けを必要としている人のマークを調べ、今度見つけたら早く譲れるようにしていきたいと思います。
皆様にも情報を共有して、助けを必要としている人に手を差し伸べられるようにしましょう。
下記に身に付けるタイプの物を紹介します。
耳マーク
聞こえが不自由なことを表す、国内で使用されているマークです。目の不自由な方は白い杖、足の不自由な方は車椅子などが、見た目にわかりやすいのに対し、耳の不自由な方は外見からはわかりにくく、耳が不自由です、という自己表示が必要だということから作られました。医療機関や公共窓口等に表示される場合は「耳の不自由な方に対応します」という印となります。
ハートプラスマーク
内部障害者の存在を視覚的に示し、理解と協力を広げるために作られました。内臓に障害のある人は、外から見てもわかりにくいことから、電車などの優先席に座りたい、近辺での携帯電話使用を控えてほしい、障がい者用駐車スペースに停めたい、などの声を伝えにくいこがあります。そのような方への理解を進めるために作られました。本人が身につけるだけでなく、さまざまな障害に配慮した公共施設などでも表示されています。
マタニティマーク
こちらは知っている人、実際利用されたことのある人も多いのでは? 外見からはわかりにくい妊娠初期の方が電車座席やたばこの煙などで苦労を減らせるよう、周囲に妊婦であることをわかりやすくするマークです。各自治体などでさまざまなマークが使われていましたが、2006年に現在のデザインに統一され、交通機関や自治体などで配布されています。