バックアップの重要性
インターネットインフラの環境がよくなり、回線速度が向上し大量のデータを送れるようになっています。またIT機器も技術が進み、HDDやSSDへのデータの保管量も年々倍々で増えています。
そのような状況から、クラウドを利用することが増えてきました。当社でも、社内に置いてあったサーバーをクラウドへの移行が徐々に進んでいます。
また、グループウェアなどの共有アプリケーションもクラウド上での運用が一般的となっています。
社内にサーバーやシステムがある時は、自社でメンテナンスを行わなければならず、サーバーの安全性も考え必ずバックアップを取るようにしております。
しかし、クラウドや外部のサーバーを利用すると、業者のほうでサーバーを管理しているので、まず壊れることがなく壊れてもバックアップが取れているから大丈夫だと思ってしまいます。
先日当社のグループウェアの一部のデータが消えてしまった。不具合とかではなく、人為的な操作ミスで消えてしまった。なんとか復旧ををデータを戻せるかをいろいろ試したましたが、結局戻すことができませんでした。
クラウドサーバーでのサービスは、ハード的なところはバックアップしているが、データの管理はやはり利用者の責任となってきます。
外部サービスを利用すると、安全だろうと過信してまい、データのバックアップが疎かになってしまいます。
もう一度クラウド環境のデータバックアップを見直していきます。