あの宅急便はやっぱりすごかった

最近都内で仕事をすることが多いのですが、街を歩いていると地方とは違った配達の仕組みがあることに気づきます。

我々の地域では運送業者さんが、トラックまたは小型車で一軒一軒回っているのですが、都内となると状況が変わります。配達員が荷台付き三輪自転車、または徒歩で業務用のタイヤ付きの大きなカゴにを荷物をたくさん入れた配達員の方々がをよく目にします。夏は汗だく冬は寒そうに緑と黄色の運送屋さん、青と白のストライプ運送屋さんが入り乱れて配達をしています。

都心部のビルの密集地帯ではその方が非常に効率が良さそうです。ビルの下にカートを置いてそのビルに入っているテナントに届けたら隣のビルへ。確かに都心部をトラックでは駐車場所もないし、狭い道ばかりですので、私たちの移動ですら車より徒歩の方が効率がよいのです。

運送業者さんは常に配送効率を考えなければなりません。ここ何年もインターネットの普及で通販市場が広がり、そしてコロナ禍で外出を控えた人々がさらに通販を利用するようになっています。そのぶん物量も増えているのです。

下記の図はネット通信販売市場の動向です。

JADMAより

今回は緑と黄色の運送業者さんについてクローズアップしてみます。うちのマンションは約300世帯あり、配送の運送業者さんがいったり来たりエレベーターを登ったり降りたり、不在のところには不在通知を入れて、宅配ボックスに入れてと何時間もトラックが止まっていました。

昨年年末あたりから、うちと同じ階のAさんの玄関前にに緑と黄色の大きなカートが置いてありました。そして私宛に荷物が届けられたのですが、その配達員がAさんでしたしかも緑と黄色の服を着て。
話を聞いてみると、パートでマンション分の荷物を配達を請け負っているというのです。トラックからマンション分の荷物全てAさんが預かりトラックは次の配達へ、Aさんは時間指定での配達、不在時でも改めて配達ができる。なんと効率の良い配送だと感心しました。

IT化も進んでいて、ユーザー登録をしておくと、配達前日にメールが来て明日のお届け時間の確認がきます。都合が悪ければその場で変更ができる仕組みとなっていて、確実に一回で配達できるような仕組みを取り入れています。

最近では駅やショッピングモール設置されているPUDOという公共的な宅配ボックスも積極的に利用し、新しい事を取り入れ配達の効率化に積極的に取り組んでいる姿に関心させられました。

当社でもIT化や新しいツールを利用して効率化に取り組んでいきましょう。

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