情報とデータ量
帰宅し玄関のドアを開けると3歳の子が叫びながら走ってきました。
子:「ほーむぺーじをけんさくしてねっ!ほーむぺーじをけんさくしてねっ!」
私:???
その後も連呼して、部屋中を走りまわっていました。
たぶんテレビかyoutubeで聞いたことを意味もわからず繰り返していたのでしょう。
今や何でもかんでも検索する時代です。気になること、わからないことを始めとし、生活の中でも、行き先のルート、電車の乗り換え、漢字の読み方、レシピ、などなど、1日を検索と過ごしていると言っていいでしょう。そして検索すれば必ず結果が返ってきて、調べられない情報はまずないとえます。
現在どれだけの情報量が世界中にあるかと調べてみると、(これも全て検索です。)
2020年の総データ量は59ゼタバイト
’ゼタ’です’ゼタ’
バイト(B)
メガバイト(MB)
ギガバイト(GB)
テラバイト(TB)
ペタバイト(PB)
エクサバイト(EB)
ゼタバイト(ZB) <=ここです。
ヨタバイト(YB)
馴染みのあるギガバイト(GB)に表すと59兆GB
世界人口80億として年間一人当たり7,500GB
スマホ50Gプランを毎月使い切ったとして1年間600GB
もう見切れない、使いきれない状態となっています。
情報量が増えすぎてユーザー側で情報に溺れてしまう問題が出てきています。
検索しても逆に「情報に辿り着けない」「真偽のわからない情報に惑わされる。」
SNSやプッシュ通信が頻繁で必要のない情報、見たくない情報までも入ってきてストレスが増加。
情報の取捨選択がしづらく、知識が浅く広くなってしまう。
2025年には175ZBとなると予測されています。そんなに増やして情報に溺れる〜と思われますが、1つの情報のデータ量が増え情報の質が上がってくるのです。つまり昔ガラケーで撮った写真と最新のスマホで撮った写真のデータ量が全く違うのと同じようなものです。
これから5G通信も普及し大量なデータ量を通信できるようになってきます。そしてそこには様々な情報が飛び交う時代となりますが、軽い情報に惑わされず、質の高い情報を取得できるよう心がけていきたいものです。