言葉はコミュニケーションツール

クオリティーカップで最下位となってしまったホーチミン工場現場力の底上げとして改めて指導を開始した。

(クオリティーカップの結果はこちらをご覧ください。http://www.nissei-group.com/wp/archives/909

物は出来ているが基本的な所が出来いない。基本が出来ないと、立ち上げに時間がかかる、ロス率が上がるなど効率が悪くなる。異常があった場合の対処ができない。応用的な作業が出来ない。改めてテコ入れの指導となった。

どのような事でも基本、基礎は非常に重要で体にしみこませなければならない。

指導する中、現場とのコミニュケーションに苦労した。コミュニケーションツールとしてやはり言葉が重要である。

日本語⇒英語、英語⇒ベトナム語となるわけだが、伝言ゲームのように翻訳を介すと、その度に伝えたいことの半分は削られているだろう。

精度よく伝える為には、翻訳の回数を減らしその言語のボキャブラリーを増やす事。究極はベトナム語を覚えるのが一番伝わる。がなかなか現実的ではないので、やはりここで重要なのは英語力。

一番最初に中国に赴任した時に上司から言われたことがある。通訳を使うな!どう通訳されているかわからないだろ?「適当に聞いとけや」って通訳されてるかもしれない。

赴任者ならそこに骨をうずめるつもりで言葉を覚え、自分の言葉で伝えるのが一番通じると言われた。

それ依頼、通訳は使わせてもらえず、初めは伝わらず四苦八苦したが、今ではそのおかげでこうして海外で仕事ができており感謝である。

と、ふと今回そんな事を思い出した。

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