バーチャルとリアリティー
このコロナ禍、感染防止として、オンラインを利用したテレワークやリモートなど人との距離を開けたデジタルコンテンツの利用が増えてきています。そうした中で活用が広がりつつあるもう一つのデジタルテクノロジーとしてxRというものが注目を集めています。
xRとはVR(Virtual Reality:仮想現実)、AR(Augmented Reality:拡張現実)、MR(Mixed Reality:複合現実)の総称として使われています。またxは未知数を表す、xRealityということもあるようです。
VR(仮想現実)
よく聞きますね。仮想空間を現実のように体験できる技術です。ゲームコンテンツなどで360度ゴーグルをつけ仮想世界への没入感を体感できます。
AR(拡張現実)
現実世界に、実際の現実には存在しない情報を、スマホなどのデバイスを用いて現実世界と組み合わせて表示する仕組みです。スマホで空を写すと飛んでる飛行機の情報を表示したり、飲食街並み写せばクチコミ表示されたり。一番イメージしやすいのはドラゴンボールの戦闘力を測るスカウターでしょうか。
仮想世界と現実世界を重ねて体験できる技術です。こちらもゲームをイメージしやすのですが、シュミレーターとして教育の現場でも利用され始めてきています。危険を伴う作業、運送業での危険予測、航空業界、鉄道業界、医療業界でも利用されています。
MR(複合現実)
その第1回XR展示会が開催され行ってきたところです。どのブースもVRゴーグが用意され、来場者へ体験させておりました。
ちょっと前までは実写映像が主流でしたが、そこにバーチャルの3D技術が掛け合わされxRコンテンツと進化しています。放送、映像、教育等でますます利用が増えてくる中で、3Dグラフィックは映像ともなると時間も人でもかかるので3D技術者需要は増す一方だと感じています。
過去、高度経済成長の日本を支えたは職人さんの技術が失われてしまっています、その技術が後継できないのであれば、その代わりとしてIT技術の職人が生まれて行かなければ世界に対抗できないのではないでしょうか。すでにIT技術では出遅れてしまっていますが…