競争社会
シンガポールでお客様に訪問した時、余談でシンガポールの教育の話になった。
シンガポールでは、小さい頃から競争社会の中で教育されている。
まず、小学校入学は学区内の小学校に通うのだが、小学校3年生でさっそく統一試験が実施され、4年生からは成績に応じたクラス分けをされる。その中でも上位1%は進学校に転校となる。
小学校6年でも統一試験が行われ、その成績により中学が決まる。ここで2割が進学校から外れる。そして中学3年でも高校3年でも同様の統一試験が行われ、学生時代はずっと競争の中で大学の進学率は30%程度。
親御さんたちは自然にのびのび育てたい思いも持ちつつも、いずれ社会人になれば競争社会なのだから、小さいうちから慣らしていく環境は必要だとのことでした。
さほど競争感のない日本。これからのグローバルな時代に向け、どう生き残っていくか考えさせられた。