現場を知る

先週、ベトナムに送った金型がトラぶり、急遽、金型責任者がベトナムへ飛んだ。

原因不明なトラブルに毎晩遅くまでの対応が続いている様子。本社からからも指示を飛ばす。 対応ご苦労様!と言いたいところだが、以前から、当社から送る機械、金型でたびたび問題を起こし、責任者が現地に飛ぶことがある。 作っている者は改善、改革、新しいものの取り入れなど非常良い意識を持って取り組んでいる。良い傾向ではあるが、それが現実の現場とマッチしないときに問題が発生してしまう。

ちょっと前、日本ではガラパゴス化という言葉があった、このひとつの例として、日本の携帯電話産業があげられる。機能面だけを追及し、本当のニーズを見失い、世界から日本の携帯電話が孤立し、世界市場では売れなくなった現象である。孤立した、ガラパゴス諸島からからもじられた言葉である。(ガラパゴスの皆さんにはすいません) というように、自分自身のところでは良いと思っても、実際のニーズは違う見方なのである。 さて当社に戻ると、前向きな考えにて現状から変えるときは現場と十分に打ち合わせをし実行する。

現場は前向きに意見を聞き検討することで問題が無くなっていくのだろうと考える。 むしろ、現場から改善案が出てく事が一番望ましい。

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