繋がる
世界中の人と人、物と物、人と物がネットを通じて繋がる時代。
意識はしなくてもスマートフォンやタブレットなどの端末が常に世界に繋がっている状態。知人とはもちろんのこと、電車で隣に座った人や、街ですれ違う人、繋がりたくない人ともネット経由で繋がっている。
それが繋がらなくなったらどうなるのか?
フィリピン工場ではネット回線がまだ引けていない状態で、スマホのデザリングでしのいでいるが、通信状況は非常に悪い。頻繁に繋がらなくなる。
メールはできない。クラウドを利用しているシステム、データが全く使えない。スマホのアプリの大半がネットを使用しており、それも使えなくなってしまう。もちろんこのブログも書けないのである。
ネットからはじき出された状態で、何もできなくなってしまう状態に。
十数年前はネットなどなく、それでも不自由なく生活できていたが、今は何もできなくなってしまうのである。まさにネット依存。
将来さらにネット依存になるのは明白で、この流れは止まず、さらに広がるネットという仮想世界。
いずれ、ネットが切れたら停電並みのパニックになる時代が想像され、その時には現実世界の繋がりが必要となって来る。
現実世界と仮想世界を考えさせられた今日この頃。