守りながら進む

企業も余裕の蓄え、身体もカロリーがないといざという事に乗り切る体力が持たないと以前の講義の時にあった話を取り上げてみる。

歴史でも守りながら戦う籠城は捨て身の戦いと言われるくらい勝ち目はなかった。援軍があること。相手に時間制限があれば勝利の見込みがある。このように他力本願では勝てないことになる。
今世界では自国のことで精いっぱいで援助もないしいつまでという区切りもない。近代史では戦乱がないために、不測の戦いに慣れてない。コロナ対策戦略で世界ではワクチンをいかに摂取するかに力が注がれる。

我々のように東南アジアに拠点を持つ企業も、生産と調達、輸送の3局面から緊急に備え各拠点に打診し最悪の事態に備えている。しかしそれだけでは先々の成長目標が立たない。守りながら攻める戦術を持って臨んでいくことであり、新規案件や開発の種をまくことは絶やさない。

天災人災なにはともあれ、人類危機は必ず起こるものであり、今が特別な状況ではなく、与えられた状況を乗り切るという気概で進んでいきたい。

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