基礎は応用が利く

直近で弊社の医療製品中心部分の分析を行わなければならない事例が3点発生した。1ミクロンは1000分の1ミリで,1マイクロメータ。製品部品に使われている。開発部の協力もあり拡大画像を見るとよく分かる。他製品との比較も行った。予め用意した資料が今回の他社不具合事故の水平展開に役立った。

空気流量や圧力損失は計算方式で出すか装置で測定する。弊社の医療製品は送気関係がほとんど。装置の使用者から専門的な質問がくるケースがたまにある。今分からなくても他に聞いてくださいとは言わないようにしている。

発売を開始した気管内の録画機能付き器具。改良の話がきており視野角を広げる機能変更。認証機関への説明の仕方によって、新規と見なされるか一部変更となるかで大きな費用の差になっていく。これらも理解をしなければ説明できない。
分からない時はその都度聞いたりWEBで調べたりしている。理化学,力学分野は難しいが、比較的覚えやすい理屈や基本を習得すれば応用や推測ができる。どんなことにも大切と実感している。

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