リスク想定

危機感は最悪のことに標準を合わせる。不安定な流れを掴んで行動していかなければならない。直近の例として3点。
医療の米国製の部品が生産出荷遅延、結果4ヶ月遅れの入荷。注射器に使われる部品。その先品薄になり遅れると想定し、十分な在庫と5か月前に注文を出していたのでなんとかなりそうであるが、このようなことが他でも起きる。
医療ROHS2材料切替えも臭い問題。市場試しに出して10000人中1人、臭いアレルギー反応が出てしまった。患者から直接連絡があった。臭いセンサーで計れない感覚的な問題もある。その材料の安全評価テストデータを取得し、また今後増えた場合、他材料へ切替えられる体制を済ませた。
海外で起きた設備不具合。欠品が起きて緊急出荷になってしまった。最悪動かなくなったことを想定し、早めにジャッジして在庫を確保しなければならい状況であった。現地と反省会。今後起きないようにしていく。
今問題ないことも安心してはいけない。大丈夫だろうと思っていることは、リスクを想定し回避策を用意しておく。

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