時の視点

国によってカリスマ的最高権威者の発令は絶対的なものとなる。フィリピンはロックダウン最長国。海外から入国禁止継続。中国は1名でも感染者が出ると地域隔離。町ごと消毒や隔離施設も作ってしまう。ベトナムでも同様。これらは弊社の拠点のベース国である。従業員の安全を筆頭に、あらゆる想定リスクを掛けていかなければならない。
ベトナム工場ではフル稼働の状況では生産は止められない。朝礼で安全の連呼点検を行い外出も抑えるように自己管理意識を上げている。前年2月上海工場において約1ヶ月間生産が止った教訓を生かし、人が戻れないだけでなく、港がクローズしたらの最悪の想定をする。今年の同時期はできているものはどんどん出荷、前倒し輸送の手配をした。上海工場からの発信もあった。

負のものが目立ってくると創意工夫が出てくる。生活の知恵や節減、自動化などへの進歩。自動車業界の未来と伸長は関係者から発信された。それ以外では感染症対策品、検査器具そしてIT分野。ODAやM&A。現在取り組みを進めており、良い題材を見つけ出し好機とする。リスクも成長も表裏一体。

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