リスク二極化

コロナの影響が第二段階へ変わってきている。3月コロナ対策会議を毎日開催したころは売上ダウンを危惧してコスト削減を進めてきた。また営業ツールも変え客先アプローチを強めていった。売上面のリスク対応が主であった。
今は状況が二極化。プラスのリスクの側面。従来から自動車生産台数の多い国や地域に増産販売急増。輸送もそこに集中しているため、コンテナが不足。船便が不安定。さらに、大きな企業でも販売力のない製品は縮小または取りやめ、サプライヤーチェーンの整理が始まっている。業種全域に渡り、今までの標準平均化が崩れ、予測が付き難い状況が進んでいく。サプライヤーからのモノが入らなくなるのは、仕入れ先様で成り立つ弊社にとって大きな問題。対応策としては前倒し注文、二社購買、仕入れ先情報を早めになどがある。このようなことから2拠点には早めに注文を出すようにしたが、輸送物流が多い中国越南は要警戒。顧客動向情報は早めにとるように営業に発信した。

関連記事一覧