試験官

社内でビジネスキャリア検定の試験を行ったので、その試験官をやっています。
たくさんの社員の子たちが受けてくれていますので、試験を受けない私は試験官として見守っています。
皆、真剣に受けてくれており、また事前に勉強もして来てくれているので、私としては何よりもそれが嬉しいです。
皆合格にしてあげたい、そんな気持ちになります。
普段仕事をしている身でスキマ時間に勉強をするというと、なかなかやれないものです。 この日に試験があると決めてしまえば、後はその目標日に向かって勉強しようと行動出来ます。 私も去年宅建を取った時は、ラスト1ヶ月を切らないと心に火がつかなったし、全ての休み時間を犠牲にすることが出来なかったと思い出します。 それだけ人が勉強するというのは、特に歳を取れば取るほど億劫になるものです。 だからと言って、やらないと言うのは人生勿体無いですね。
「人生、死ぬまで勉強です」(Life is studying until you die)とアメリカの天文学者 マリア・ミッチェルの名言として語り継がれているように、前回のブログにも書きましたが、人は知を得る事に憧れ、常に追い求めなければなりません。
先日も、有名な社長さんに会う機会がありましたが、既に還暦を遠に超えた今でも、専門知識のみならず今の流行りやニュースまで理解する博識高い方で、会う度に自分はもっと勉強しなければと気付かされます。
また仕事においても、様々な窮地を乗り越えるためには、知識も必要ですが経験を積むことも大事だと、最近考えます。
良いこともそうですが、悪いことも苦しいことも含めて果敢に立ち向かうことで、仕事に対する経験値が上がっていきます。
よく、戦争経験者の諸先輩たちの強靭な精神力と度胸は、我々が想像を絶する境地を乗り越えた経験からと言えるでしょうか。
最近気になりますが、ちょっと嫌なことがあると簡単に逃げれてしまえる今の環境も、人が育たないという悪循環に陥っている原因の一つかと思います。
久々に、教員をやっている友人と会ったら、公立の小学校が地域にもよりますが、学級崩壊しつつあると話していました。
その原因も、先生が授業中に教室でふざけている生徒を正しく叱れないという環境に問題があると言っていました。
周囲を良い方へ導くなら良いですが、悪い方に振り回してしまうなら、分かって貰えるまで注意することが必要なのでしょう。
そろそろ試験も終わりそうなので、今日はここまでといたします。
試験を受けてくれた子たち、本当にお疲れ様でした。 2時間集中するって疲れますよね。
次は受けてみようと考えてる子たちは、是非チャレンジして欲しいですね。

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