スローガン
9月より当社も新しい期が始まりました。
毎期初めにその期のスローガンを掲げていますが、今期は「プロフェッショナル」としました。
元々は当社の社是・考え方にもある「先ずはやってみる」「その前に周到なる段取りを」をスローガンとして考えていましたが、もっと分かりやすい言葉は無いかと考えていたところ、プロ意識を持って仕事に取り組んで欲しい「プロフェッショナル」としました。
良い仕事とは、職人さんの間でよく言われる「段取り八分、仕事二分」という言葉を耳にしたことがあるかと思いますが、仕事に取り掛かる前に具体的に手順をきっちり決めておけば、仕事の質とスピードが上がり、仕事の8割は完了すると言われています。 それだけ何かをやる前に、用意周到、周到なる段取りを準備万端にすることこそが、プロと言われる人たちの仕事の流儀だと思います。 その準備(段取り)の仕方は人それぞれであり、また仕事に内容によっても変わってきますが、1つ言えることは、自分がやる仕事を「しっかり自分で考えているか!」という事でしょうか。 例えば、やる仕事に必要な知識は十分に身につけたか? 使う道具や機械はしっかり仕上がっているか? 仕事の手順はしっかり頭に入っているか?
以前、イチロー選手が子供達に野球を教える番組を見ていたら、指導日の3日間の内の2日間は、教える子供たち(選手)の練習風景をじっと観察して、どういうことを教えるかと考えを巡らせ、実際に指導をしていたのは最後の3日目のみでした。
プロであるイチロー選手でも、3日間しかない指導日の2日を使って準備期間に充てている点、そこまで入念に観察しないと、本当に役立つ指導にはならないという事でしょうか。 また、3日目の指導の終わりに、最後にイチロー選手が選手たちへ言い残した言葉は、「ちゃんとしてよ」という言葉でした。 きっと子供たちの夢は、イチロー選手のようなプロ野球選手になること。 その為には、教えられたことを地道に、入念にやり続けることが、きっとプロへの近道なのでしょう。
話を戻しますが、もう一つサブタイトルとして、「先手・段取り・念入りに」という言葉がついています。
この「先手」も当社の掲げる社是の「魁」「先ずはやってみる」という、誰よりも先に早くやりなさいというメッセージも含まれています。
プロフェッショナルという言葉には、たくさんの意味合いがありますが、私が目指すプロとは、「誰よりも安全に、ミスなく、効率よく、早く、上手に、成功を達成できる人」それがプロフェッショナルとしてのこだわりでしょうか。
言葉で言うのは簡単ですが、目指すべきスローガンとして欲しいと願います。
また、自分の仕事を好きでいること。 自分の仕事に誇り持つこと。 そこも忘れないで欲しいですね。