安全第一
企業での安全衛生、特に我々製造業においては、安全第一で工場運営を行なっていかなければなりません。
全社員に安全第一を守らせる為には、安全衛生活動と安全教育を常日頃から実施することが大事なのでしょう。
危険な箇所は無いか、危険な作業は行なっていないかなど、厚生労働省の職場のあんぜんサイトを見ると、様々な災害事例が出ており、製造業だけで検索をしても800件以上の事例が載っています。
それだけ日本でも事故が多く、重傷を負ってしまう事例や、命を落とす事例が載っています。
また多言語されていて、英語や中国語だけでなく、ベトナム語やネパール語、インドネシア語など、様々な外国語でのテキストが配信されています。 それ以外にも、ISO45001などの労働安全の規格など、安全に対するマネージメントシステムもあります。
当社においても、この安全衛生活動をもっともっと強化していかなければ、事故ゼロ怪我ゼロは達成できない、そんな反省と想いを私自身感じております。 グループ運営において、国内・海外工場合わせて500人近い社員を抱えており、朝早くから皆さん一生懸命にモノづくりを行なってくれております。 その作業においても、機械加工や手加工、プラスチック樹脂から金属まで、様々な素材と工程があり、その作業一つ一つを注意して見てあげることは容易ではありません。 当然、工程内でトラブルも発生しますし、設備の故障も起きますし、イレギュラーな事態が発生します。 通常の作業においての作業手順書やマニュアルは作り込まれていても、イレギュラーに対しての対応マニュアルや教育は、正直全てを網羅しているとは言えない状況です。 そこにヒヤリハット(1:29:300)などのOJTや日々の安全見回り、メンテナンスや工程改善などの安全活動をしっかりと行われていることが大切なのでしょう。
辛い想い痛い想いをするのは本人であり、悲しい想いをするのは我々職場の仲間であり、ご家族です。
再度、全社員において、安全に対する意識づけだけでなく、組織としての仕組み作りと教育、管理監督、環境整備を強化していき、一人一人が安心安全に仕事ができる職場を整えていきます。