我々世代

都知事選が盛り上がっていますが、立候補者が56人と過去最多となっています。 なんだか都知事選に出ることで知名度や宣伝活動に利用されている気がします。 出馬する供託金も300万円と、これだけ候補者が増えるのであればもっと供託金を上げるべきではと議論もあるようですが、誰でも選挙に出馬できることが原理原則にあるようで、高額にしたら自由選挙にならないと反対意見もあるようです。 それでも掲示板ジャックや卑猥なポスターなど、秩序が乱れていくことが、ちょっと残念な気持ちです。
私は東京在住ではないので選挙権はありませんが、個人的に誰に投票するか聞かれたら、恐らく石丸さんかなっと答えます。
Youtuberのひろゆきさんが言っていましたが、皆の公約を聞いても実際にその通りになるかは分からないのであれば、他の候補者より年齢の若い石丸さんが良いのでは。 理由は、41歳であれば、周りの友人や知人も若い人が多いだろうし、社会人であったり、子育て世代であったりと、社会問題に直接関わっている人たちが多い。 そういった若い世代の声を聞けるのも同世代の特権ではないか。その点、小池さんは既に70代であり、小池さんの周りも同世代が多いのであれば、そちらの人たちの声に偏ってしまうでしょう。
なるほど! ひろゆきさんの意見に深く納得させられる自分がいます。
問題というのは、当たり前のことですが、その問題に直接巻き込まれている当事者が一番悩んだり、被害を受けるものです。 環境問題もそうでしょうし、少子高齢化問題など、これから税金を納めて行く我々世代が不安に思うことです。 身近なことであれば、待機児童の問題は、内の妻も駅前の保育園が常にいっぱいで、なかなか入れることが出来ないと嘆いていましたし、子供の病院無償化も、人気のある小児科は朝6時過ぎにはその日の予約が埋まってしまうと。 軽い風邪であれば良いですが、重病となった時もなかなか病院へ行くことが難しくなっています。
因みに妻の実家の大阪では、1回の診察は一律500円と、少額でもお金を取ることで、軽い症状であれば病院へ行かなくなるので、本当に必要な人が病院へ行けるようになっています。 他にも、20歳以上の女性であれば、無料で毎年子宮がん検診を受けられたりと、いま住んでいる市と比較していました。
日本の平均寿命は世界でも高いのですが、政治家の平均年齢も年々上がっているとのことです。 因みにOECD諸国(EUや米国など)での閣僚の平均年齢は53.1歳ですが、日本の閣僚の平均は62.4歳で35カ国中、最も高いとのことでした。
もっと我々若い世代が、日本が抱える問題に対しての意識を持って取り組んで行かなければならないということですね。

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