テクニカルショウ
テクニカルショウヨコハマへ、県の産業課の方が是非見に来て下さいということで行ってきました。 商工会主催のブースが多く、県内からも横浜市が中心に、川崎市、相模原市、藤沢市、厚木市、大和市、綾瀬市、秦野市などの中小製造業が集まっており、他県からも大田区や長野県、新潟県燕市、岡山県からも製造業が集まっていました。 藤沢市や綾瀬市など、ご近所の会社も参加しており、声を掛けるとついつい話し込んでしまいます。 当社の同業であるディップ製造も2社ほど出展しており、以前はちょっと警戒される感じもありましたが、最近は気軽に話ができ、お互いにディップ業界を盛り上げて行きましょうという話になります。 ディップ成形は元々マイナーな製造方法であり、キャップやコーティングを成形している会社を見ると私も嬉しくなります。ディップ成形は射出成形と違って、寸法交差がアバウトになりがちで、内径(内側)は客先の要求通りにきっちり入りますが、外径(外側)はなかなかプラスチック成形品の標準交差に入れるのが難しい成形方法です。 そこを客先の設計担当に理解していただくのが難しい。 特に最近では、ディップ成形自体を知らない人たちが増えており、もっとディップ成形を知って貰わないといけないというのが、業界の共通の悩みとなっています。
知らないというのは不思議なもので、ちょうど日曜に4歳の長男を連れて辻堂にある交通公園へ、無料で自転車の貸し出しをしているので、連れて行きました。長男にとっては初めて乗る自転車に四苦八苦、私も妻も、足でペダルを漕ぎなさいと言っても、どう漕げば良いか分からない長男。周りの子たちはスイスイ走って行くのに、結局長男は全く乗れずに、ついでにもう乗らないと嫌になってしまいました。 確かに、私も妻も、普段全く自転車に乗らないし、長男に自転車とはどういったモノかを教える機会もありません。 普段から自転車の後ろに乗せていたら、恐らく自転車とは漕ぐ乗り物で、スピードも出て、風を感じる楽しい乗り物と認知し、興味も湧いてくれるのでしょう。
最近私も、色々な製造工程を見る機会を設け、製品開発に向け勉強しています。 今回のテクニカルショウでも、当社が普段扱わない製造工程にも興味津々に、担当者をつかまえて色々と質問をしていました。世の中まだまだ知らない事があることに楽しさを感じて欲しいですね。