仕事の完成度

来週から経営者としての研修が6ヶ月ほどあり、最初に当社の会社案内のプレゼンもあるので、その資料作成をしています。 平日は出張や来客に追われるため、休日を利用して課題の読書や資料を作成していますが、休みの日に会社で仕事をしている自分がちょっとカッコいいかもと、そんな錯覚になります。 そうでも考えないと、休みの日に出てまでもやらなくて良い事って、投げ出したくなってしまいますから。。 しかし、会社の代表としてスピーチしてくる以上は、当社自慢も含めてしっかりと準備をしなければならないでしょう。 良い仕事や、お客様が感動する仕事とは、全て準備と段取りにどれだけの時間を掛けたかで、完成度が変わってきます。 社内での業績発表会もそうですが、時間を掛けたプレゼン資料とそうでない資料とでは、やはり見る側にも完成度が伝わってしまいます。 多少は能力の差もありますが、普段から仕事のことを考えている人の仕事への投下時間を計算すると、やはり成果=投下時間となります。
過去15年間のデータを経理にまとめてもらったので、そのデータを精査していると、社員数は勿論のこと、平均年齢も上がっています。 当社は割りかし若い人材が集まっているので、15年前に比べても従業員の平均年齢は、36歳→39歳と3歳上がっている程度でしたが、それでも40代・50代が増えていっているので、やはりIT系などの若い子中心で回している会社を見ると、少し羨ましく感じます。
会社が3代目、4代目と永続的に引き継いで行く為に、社員や経営幹部の育成はどのように進めて行くか? それを考えるのは私の仕事でしょう。 そうは言っても、今発生している問題への解決など、どうしても緊急度の高い仕事にばかり目が行きがちです。 緊急度は少ないが、その分時間と労力がかかる重要度の高い仕事も、段取り良く進めて行かなければならないということです。 なかなか採用も難しくなってきており、今あるリソースをどう上手に増やして行くのか? 人の手が増えなくても生産できる自動化や省力化も取り入れて行かなければなりません。 作成している資料の中で、当社の海外進出の内容も作っていますが、新たな進出先もそろそろ考えて行かなければなりません。 「勢い」と「魁」で事業を進めてきましたが、この「勢い」と「魁」の考え方は、今いる子たちもそうですが、次世代へもしっかりと繋いで行かなければならないと感じています。

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