傷つけること
朝、駐車場に行くと、停めてあった内の妻が乗っている車のドアに傷がついていました。 いわゆる10円パンチをされてしまいました。 犯人は、大人なのか子供なのか分かりませんが、なぜイタズラをするのかな?っと、不思議に感じてしまいます。 他人の所有物への傷付け行為は、刑法261条の器物損壊罪に当たりますが、これだけネットや監視カメラが出回っていても、犯人を見つけることが難しいのが事実です。
最近ニュースでも話題に上がっていますが、ネットでの誹謗中傷やストーカー行為など、犯罪だと分かっているのに不法行為を行ってしまう。。学校や職場でもいじめや嫌がらせ行為は、今だになくならず、インスタやSNSを使うなどツールが変わっただけで、人を傷つけることには変わりありません。 学校教育では、日本と海外とでは考え方が違うようで、日本はいじめられた子供が避難するように転校するのに対して、欧米では、いじめた子供が学校内で隔離されたり、追放(転校)させられます。 大人の社会では、加害者が捕まって社会から隔離されるのに、なぜか日本の子供たちは、いじめられる方が泣き寝入りするような、ちょっと村八分の風習が残っているのも感じられます。 例えば、高級車が10円パンチを受けたとしても、良い車に乗ってるから、いたずらされてもしょうがないようね、という一部の考え方があるようです。 SNSに対しては、未だに法整備がしっかりされていないのが現状であり、早急に対策を取って欲しいところです。 中小企業でもハラスメントに対するコンプライアンス遵守への取り組みが厳しくなってきています。 しかし中小企業の場合、どこまでがハラスメントとするのかの線引きが難しいところですが、大手企業では、ハラスメントとみなしたら一発退場もありえます。 大手メーカーに勤めていた当社の顧問と話していたら、昔、酔ってふざけた上司が、女性部下に抱きついた事で一発で解雇になったと話していました。その顧問が言うには、優秀な上司だったが、未だ社内でハラスメントについての教育が浸透していなかった事での、組織としての見せしめもあったのでしょうと話していました。 私も含めて、しっかりと教育を受けることで、社会においても、企業内においても、相手を傷つけることを無くして行かなけばならないということです。 但し、私が受けたイタズラもそうですが、姑息で卑怯なやり方は、ちょっと人として許せないですね。