人との関わり
株主総会も無事に終わり、気持ち新たに49期を邁進していく次第です。
30年以上と長きに渡り当社を支えてくださった監査役の交代と、昔の思い出話を聞いていると、とても名残惜しく寂しい気持ちになりましたが、我々若者にバトンを渡された限りは精一杯会社の発展に努める所存です。 監査役の先生方、誠にありがとう御座いました。
話題は仕事から少し離れますが、ここ数年で人たちのつながりが少し遠のいている気がします。 ちょうど本日私の住むマンションの定時総会がありました。 私も理事の期間が外れて1年が経ちますが、我々が棚上げしていた項目を今期の理事会の人たちが、色々と改革を進めてくれており、住人承認の項目がかなりあり、通常2時間の予定が終わらず3時間オーバーでした。その中で2つの問題があり、1つは30年以上お願いしている管理会社の変更です。なぜ契約更新を辞めたかと言うと、マンションの管理者がこちらの管理会社の社長となっていましたが、体調不良を理由にここ7〜8年1度も顔を出していないこと。高齢であるのは仕方ありませんが、代理の担当(取締役)の方も、問い合わせをしてもレスポンスがあまりに遅いことです。 決めてになったのは、配管の老朽化で水漏れを起こしたが、その対応に1ヶ月掛かっても、まだ何も進んでいなかったこと。。 コロナ禍で配管資材が入らないと、打つ手が無いにしろ、迷惑が掛かった人への謝罪周りや状況説明はして欲しかったとのこと。 2つ目は、理事会の成り手がいないということです。 築40年以上の古いマンションだけに、住人の高齢化が深刻な問題となっております。40年前にマンションを買った住人も既に70代や80代となっており、健康を理由に理事を引き受けてくれない。 他にも、両親が亡くなり息子が引き継いだが、住まない為に賃貸に出してしまったり、新しく引っ越してこられた若い人たちは、仕事や育児を理由に全くマンションの管理に興味がないということです。 他のマンションでも社会問題となっている理事会の成り手不足ですね。 総会でも話題になったのが、理事になりたく無い人、なれない人へのペナルティー(罰金)です。ただこの話の中で一人の住人が、ペナルティーを付けても、お金を払えば理事にならないのであれば余計やらない人も増えてしまう。こういう人たちが増えると、余計住人同士の関わり合いや、すれ違っても声すら掛けない寂しいマンションになってしまうのでは無いでしょうか! 自分がこの住んでいるマンションで、何人の人を知っているだろうか? 名前も顔も含めてですが、本当に事故や災害で困った時に、誰に声をかけるのか?
面倒でも、忙しくても、自分の住んでいる自治会や集まりごとには顔を出すこと。 ましてやマンションであれば、自分の住んでいるマンションの維持管理の為に理事会があるのだから、やはり人任せにせずに自分も区分所有者として関わること。 それは会社のイベントでも、積極的に参加する事と同じことでしょう。 隣に座っていたおじいさんが、昔は理事会なんて開かずに、何か問題があれば理事長の家で飯を食いながら雑談していたよ、と昔話をしてくれました。