難易度

10月の宅建試験に向けて平日はなかなか出来ないので、土日はほぼ勉強時間に充てています。 休みの日に息子がどこかへ連れて行って欲しそうな顔をしていますが、それを無視して私だけ静かな所(ほぼほぼ会社ですが)へ行くのも、後3週間の我慢です。 本当家族には申し訳ないと感じています。しかし、宅建の予想問題をやっても30点くらいしか取れていないのが悲しくなってきます。過去問を解いていても、年数が直近になるほど問題が難しくなっています。 例えば、土地の問題で、10年前の出題では、「谷出口の扇状地は土石流災害に安全である? ⭕️か❌」 みたいな問題で、中学校の地理が分かっていれば解けたのが、令和3年の問題は、「凝灰岩、頁岩、花崗岩は崩壊しにくい?」 え〜っ聞いたことのない岩の名前ばかり。。 他にも、「埋立地は、平均海抜に対し4~5mあれば、住宅地としての利用は可能?」 う〜ん、そんな所まで勉強していないのに。。 以前は、誰でも点数が取れた土地の問題も、年々難易度を上げて来ている気がします。 その理由は、我々受験生が得る情報量の多さによるものだと言われています。 今は、Youtubeやネットを使って、誰でも簡単に情報を得ることが出来て、ちょっとネットで検索すれば無料で予想問題や過去問が手に入ります。 また、有名講師が無料で動画配信を行なっており、高いお金を払って学校へ行かなくても、誰でも自宅で勉強することが出来ます。 その結果、試験の平均点が最近いっきに上がって来てしまい、問題を作る側もより深い知識が必要な問題を作って、合格者の線引きを行なっています。 受験生の知識が上がるというのは良いことでしょうが、脳が硬くなった我々おじさん世代ににとっては、覚えることが増えてヒーヒー言っています。
その難易度は、仕事にも同じ動きがあります。今ではメール設定ができないというビジネスマンはいなくなったと思いますが、客先から要求される資料も、製品毎のCPKとか、サイバーセキュリティーの取り組みを出してくださいとか。 また海外進出するのも、以前はジェトロや現地に進出している取引先を頼ったりして必死に情報を集めていましたが、今ではネット上でその国の情勢や政策など、ある程度の情報は簡単に手に入ります。例えば、ミャンマーへ出張するにしても、以前は旅行会社や現地の取引先にお願いしホテルの手配や移動手段を確保していましたが、今ではエクスペディア、Agoda、楽天トラベルを使えば簡単にホテル予約が可能ですし、格安ホテルの比較や部屋の内装なども事前に知ることが出来て安心です。 これら情報収集が容易になった代わりに、競合他社も簡単に海外進出や新市場へのアプローチが可能となり、新規受注獲得の難易度が上がっているということです。 競合に勝つ為には、宅建試験と同じように、より深いところまで知識と行動を深めて行かなければならないということでしょう。 またよりスピードを上げるということですね。
よしっ!また勉強を再開します。

関連記事一覧