悩みの答え
朝8:15に1分間の黙祷。 私が住んでいる藤沢市でも、市内放送が流れていました。8月6日「原爆の日」今年で78回目、日本は戦後78年を迎えますが、世界では未だに戦争が無くならない悲しい現実があります。
私は毎月5日に山形市の教会へ参拝に行かせていただいております。 その道中の新幹線で色々と物思いにふけています。毎回何かしらの悩みを抱えていて、何時になればこの悩みから解放されるのかと毎回憂鬱になっています。 人の悩みの全てはほぼ人間関係にあると思います。 普段の生活で関わる周囲の人との関係だったり、職場の上司・部下・同僚との関係だったり、家族や恋人など身近な人との関係だったり、アドラー心理学でも「悩みのすべては人との悩み」と迷いなく断言しています。 漢字で「人」の「間」と書いて「人間」、昔の人も人と人との間(関わり)は難しいという意味合いなのでしょうか。
その理由は、「他人の心は思い通りにすることができない」ということから来ています。 いくら自分が強く願っても、人の心までは変えられないから、人は悩むのです。 もし人の願い通りにこの世界を動かせたら、自分以外の人は痛みや苦しみに陥ってしまいます。 だから神は、願い通りの理ではなく、心通りの理にこの世界の道理を創ったのです。
「難儀するのも心から、我が身うらみ(恨み)であるほどに」
「このたび現れた、やまい(病)の元は心から」
全ての苦悩や心配事は、自分の心に原因があると教えられています。
「難儀が結構」「苦労が財産」と、おじいちゃん・おばあちゃんから聞かされたことはないでしょうか? 「人は苦労せんでは通れない」ということを昔の人は伝えてくれています。 人は1000年経とうが2000年経とうが、考えている事もやっている事も変わっていない。
それなら、どのように解決すれば良いのか?
そんな問いが出てくるでしょうが、その答えは、ありません!
しかし、どんな苦しみがあっても人は通らなければならないということです。
今、目の前にある壁に全力で挑んでいく。 今やるべき事を一生懸命に取り組む。
その先に答えがあるのかと思います。