こどもの日
昨日から山形に来ています。朝から教会のイベントがあり、GW中でもあり妻と子供たちを連れ、夜中に車で出て途中のSA(サービスエリア)で車中泊をしていました。ミニバンでも大人はなかなか眠れないものですが、息子と娘はスヤスヤ寝ています。どこでも寝れる子供はすごいな〜っと感じます。 私も兄弟3人ですが、子供の頃に山形や秋田の親戚の家へ車で連れて行って貰った思い出があります。あの時は兄弟仲良かったので(今も良いです)夜通し運転してくれた両親の後ろで、兄弟思い思いに寝ていました。昔は後乗者へのシートベルト規制が未だ無かったので、座席と座席の間で寝てみたり、如何に自分が良いポジションを取るかで兄弟争っていました。懐かしい思い出ですが、後ろで家族が寝ている車を一人運転していると、自分も親になったのだと自覚が芽生えてきます。守る物があるというのは、人を成長させてくれるのだと気付かされます。っと妻に運転をさせ、私は優雅にブログを書いているので、たまの休みは家族孝行で私が楽しませてあげなければいけないですね。
さて、ちょうど山形市役所前を通行止めにして、働く車を並べてこどもの日イベントが行われていました。 クレーン車や消防車、パトカーやコンクリートミキサー車、自衛隊の軍用車両や特殊トラックなどがあり、3歳の長男はテンションMAXです。 警察官や自衛隊の方たちが小さな子供たちを抱き上げて高いトラックの運転席に座らせてくれました。 カッコいいですよね、大きな車と言うのは、私も童心に戻った気持ちになり、長男の隣に座って、息子そっちのけでコックピットの写真を撮っていました。
子供たちは、色々な物を見たり触れたりして、自分が将来なりたい夢を見つけていくのでしょう。このコロナ禍で自宅でテレワークをしている父親の姿を見て、サラリーマンが子供の将来なりたい職種の3位に浮上しました。 なかなか父親の仕事姿が見れないので、家で仕事をしている父親のことをカッコいいと思うようになったのでないでしょうか。 将来、IT系やYoutuberになりたいという子供たちが増えていますが、こういう専門職になって、自衛官や警察官のように国民の命を守る仕事や、大きな重機に乗って人の生活を下から支えてくれている仕事、すごく立派な仕事ですが、子供も年を取るに連れて、なりたい夢が変わっていくのも少し寂しい気がします。 各地で子供向けのイベントがたくさん行われていると思いますが、こういう子供達の将来の夢を見せてあげれる大人たちが増えてくれば、もっと良い世界になるのでしょう。 日本も、少子化問題が騒がれていますが、2020年の子供の数は1,500万人ですが、2050年には1000万人まで減ると予測されています。 総人口も1億人を割り、高齢者の数も全体の40%以上になると試算されています。1人で1人の高齢者を支えなければならない環境であり、高齢者中心の政治になっているのも現状です。 イーロンマスク氏も、少子化対策を行わない日本は、もう市場としての将来性は無いと述べているように、子供たちを豊かにすることを今の我々はもっと努力しなければ、将来の私たちの首を絞めているのと同じことです。 そうは言っても何をすればと思うかもしれませんが、先ずは身の回りにいる子供たちに優しく接してあげること。もっと子供たち(自分の子供以外も含め)に関心を持つこと。 子供や子育てする母親たちを支えていける環境を整えれば、徐々にですがきっと好転していくと思います。